【理論】なぜカラーが染まるのか?そのメカニズム
どうも、こんばんは。
改めて理屈を考えるとよく分からない事ってありますよね、イッチーです。
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では、ヘアカラーのメカニズムについて解説します。
ヘアカラーの仕組み
ヘアカラーとは一般的に「永久染毛剤」と呼ばれるものです。
その字の通り、髪自体を内部から色味を変える事です。
髪の色はメラニン色素による
まず、髪が黒いメカニズムをご説明します。
髪は本来、生えてくる時は全て白髪の状態で生えてきます。
そこにメラニン色素の作用で黒く染められて発毛します。
こういう事です↓
(外人さんはこのメラニン色素の色が薄く、白髪はこの作用が働かなることで起こります。)
では、それを踏まえた上でヘアカラーの中身を解説します。
1剤と2剤
まず、ヘアカラーというのは1剤と2剤を混ぜて使います。
それぞれにきちんと意味があり、混ぜる事で化学反応が起こります。
- 1剤…アルカリ剤・染料
- 2剤…酸化剤
これにより髪の毛を明るく(暗く)できます
では、そのプロセスをご紹介しましょう。
髪が染まるプロセス
まずは1剤と2剤を混ぜたカラー剤を髪に塗布します。
↓
1剤のアルカリ剤がキューティクルを開かせて、薬液が内部に入りやすくなります。
↓
内部に浸透したカラー剤が酸化剤の力でメラニン色素を分解して脱色します。
↓
その後、染料が酸素と結びついて発色(染色)します。
文字だらけで分かりにくいですよね?(^_^;)
つまり、画像で示すとこういう事です↓
この画像も分かりにくいかも?(^_^;)
では、1つずつ詳細を。
まずカラー剤を髪に塗布し、シャンプー台で流すまで放置します。
その放置時間の間に作用している内容を簡単に説明します。
カラー剤を塗布したら、まずは黒髪の色味を破壊するところから始まります。
破壊すると、元の色味が抜けます。
そして抜いた色味に新しい色味を入れていきます
この「抜いて・入れる」という2つの作用が一度のカラーで行われているのです。
白髪染めも永久染毛剤の一種
よく「オシャレ染め」「白髪染め」と分けられて言われることも多いですが、基本的には白髪染めも永久染毛剤です。
当然、染毛作用がどちらも用途によって変わります。
黒髪にはオシャレ染め、白髪には白髪染めを使うのが良いです。
なぜならオシャレ染めは脱色力が強く、白髪染めは染色力が強いからです。
白髪染めでキレイに明るく仕上げるのが難しいのはこのためです。
用途によって的確なヘアカラーを
一概に「オシャレ染め」「白髪染め」と言っても完全に2つに分けて考えるしかない訳でもありません。
染め方によっては、同時にどちらも使ったりする方法もあります。
そのお客様の髪質や仕上がりの希望によって美容師さんはあの手この手で試行錯誤してベストを導き出すよう努力しています。
お客様ご自身で決めつけずに美容師さんに相談してみて下さいね(^^)
ではでは!
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