なぜパーマがかかるの?そのメカニズムを解説
パーマって何気にやってるけど、その内容って意外と分からないですよね?
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今回はパーマのメカニズムを解説いたします!
パーマとは
まず、パーマというのは正式にはパーマネントウェーブ(permanent wave)の略語です。
パーマネントとは「永久」「半永久的」という意味があります。
一度あてたら洗っても効果がなくならないところから取られた名称でしょう。
パーマの仕組み
毛髪というのはタンパク質(アミノ酸)でできていて、その中で側鎖結合と呼ばれる髪を横向きに繋いでいるモノがあります。
(ハシゴの足場をイメージしてもらえると分かりやすいかも?)
パーマというのはその側鎖結合(ハシゴの足場)を科学的に切って・再結合することで新たな形を形成する、という仕組みになっています。
※さらに詳しく説明すると、その側鎖結合は主に「水素結合」「イオン結合」「シスチン結合」があり、パーマはこの中の『シスチン結合』を切ったり繋げたりする事でパーマがあたります。
その時に用いるのがパーマ液となります。
パーマ液を何回も塗る理由
パーマ液を塗る工程が一度で終わらないのは、先述のような側鎖結合を「切ったり」「繋げたり」する相反する工程があるため、別の種類のパーマ液を分けて塗布する必要があるためです。
それを1剤(1液)・2剤(2液)と言います。
1剤(1液)の役割
1剤(1液)は毛髪のシスチン結合を切断する役割があります。
これによりその毛髪のクセがリセットされます。
別の言い方で例えると『記憶(クセ)を忘れさせる』というところです。
2剤(2液)の役割
2剤(2液)は切断されたシスチン結合を再結合する役割があります。
1剤の作用で『記憶(クセ)を忘れさせる』なら、2剤はパーマ用のロッドなどを使って意図的に変化をつけた『新しい記憶(クセ)を覚えさせる』というところです。
つまり画像で説明するとこんな感じですね
↓
パーマのプロセス
ちなみに当店で行う通常のパーマの場合はこのように行います。
ロッドを使って髪の毛を巻く
↓
★1剤を付けてシスチン結合を切断する
↓
★切断を確認したら1剤を洗い流す。
↓
★2剤を付けて再結合を促す。
↓
★2剤を付けて再結合を促す。(2回目)
各プロセスで★のところで全て薬剤を塗っています。
つまり、パーマをあてるために最低4回(3種類)の薬剤を使用していることになります。
ね、きちんと何回もつける意味があるでしょ?笑
反対に、一回では終わらない理由もお分かりいただけたかなと思います。
仕組みを分かったからといってお客様自身には特に意味はないかもしれませんが笑、意外と多い質問だったので答えさせていただきました!
ではでは!
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