• 髪にまつわるアレコレ

ノンシリコンシャンプーは本当に良いのか、悪いのか。

お客様
シリコンってそんなに悪い物なんですか?
イッチー
一概に悪いとは言い切れません!

素朴な疑問ってたくさんありますよね。

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どうも、こんにちは。
今回はシャンプーの選び方について書いていきますね、イッチーです。

※ちなみに、今回のお客様からのご質問の答えは、以前ブログ化した内容と重なる部分が多いです↓

https://itchy-ddy.net/archives/595

これより少し深く解説しますね(^^)/

ノンシリコンシャンプーとは?

まず『ノンシリコンシャンプーは本当に良いのか』の前に『ノンシリコンシャンプー自体』の説明をしていきます。

最今、巷ではこぞって『ノンシリコンシャンプー』が売り出されております。

当然ながらこれらは「シリコンが入ってないシャンプー」のことです。

一見このような書き方をすると「シリコンが入ってるシャンプーは悪いから使ってないですよ!」という風に見えますが、僕たちプロの目で言わせていただくと、
「シリコンが入ってない」→良
「シリコンが入ってる」→悪

という単純(簡単)な話では済みません。

シリコン=コーティング剤

そもそも、シリコンとはどんなものなのか?

簡単に言うとコーティング剤のようなものです。

これによって手触りがよくなったりします。

では、なぜシリコンの良し悪しの話題になるのか。

シリコンのメリット・デメリットから説明しましょう。

シリコンのメリット

・手触りが良くなる
・ツヤが出る
・人体にはほぼ無害で安全性が高い

シリコンのデメリット

・蓄積されるとカラーやパーマの際に影響が出る。(薬剤浸透の邪魔になる)
・すすぎが甘いと地肌に詰まる

『ノンシリコンシャンプー』の主な謳い文句としてはこの《デメリット》の部分が多く語られがちですね。

ノンシリコンシャンプーならOKというのは間違い

このことを踏まえた上で、気をつけなければいけないのは、市販のシャンプーでも『ノンシリコン』と謳っていたらOKなのか?ということ。

それも一概にそうとは言い切れません

なぜなら、『シリコンと同じ働き(コーティング)をする“別の成分”』が入っていたりするからです。

※例えるなら「ラップで包む」or「アルミホイルで包む」みたいなこと。結局「包む」(コーティングする)という点では一緒なのです。

結局のところ、安価な市販のシャンプーの多くは『シリコンシャンプー』だろうが『ノンシリコンシャンプー』だろうが、同じような内容なのに謳い文句一つでなんとでもなるのです。

(厄介極まりないですよね^^;)

質の良いシリコンも存在する

実はこのシリコンというのにも種類がたくさんあり、質の良いシリコンだと水溶性でお湯で落ちる(蓄積しない)ようなものもあります。

そうなると、先述の《メリット》が大きく生きてきます。

※なので、美容室専売品のシャンプーなどでもシリコン配合のものもあります

つまり「シリコン=悪」ではない

簡単ではありますが、ここまでの説明で「シリコン=悪」ではない。というのは分かっていただけましたでしょうか。

だからと言って「シリコンシャンプー」を選ぶのも正解という訳ではありません

やはりよく言われるデメリットの部分もあるからです。

では、シャンプーを選ぶ上でどこを気をつければいいのか?

続いては、肝心のシャンプー選びのポイントを解説していきます。

シャンプーは「洗浄成分」が大事

シャンプーを選ぶ時に気をつけたいもの、それはズバリ『洗浄成分』(界面活性剤)です。

そもそも、『シャンプー』で悪とされるものというのは洗浄力が強すぎるもの(髪も頭皮も傷む)です。

『市販のシリコンシャンプー』というのは、強すぎる洗浄力で傷んだ髪を補う(ごまかす)ために安価なシリコンが使われている、ということなんです。

では、一番肝心な『どこを見て判断すればいいのか』のアドバイスを。

成分表をチェックしよう!

シャンプーでどんな洗浄成分が使われているのかは『成分表』を見れば分かります。

成分表はどんなシャンプーも必ず裏面にあるので見てみて下さい。

その中でチェックすべきポイントを1つだけアドバイスします!

成分表の見方

成分表というのは配合量の多い順に書かれているので、シャンプーの場合【水】の次に書かれているのが洗浄成分であることが多いです。

そこ(せめて上位5つくらいの中)に
強すぎる洗浄成分があるかないか。

その強すぎる洗浄成分とされる代表格が

      ・ラウレス硫酸ナトリウム
      ・ラウレス硫酸アンモニウム
      ・ラウリル硫酸ナトリウム

といった「ラウレス硫酸◯◯」や「ラウリル硫酸◯◯」という成分です。

これらは「安価」というメリットの代償で「洗浄力・刺激が強い」というデメリットが大きいです。

成分表の上位に『ラウレス硫酸◯◯』とか『ラウリル硫酸◯◯』とかがあれば、それは非常に洗浄力が高くオススメできないシャンプーであると考えて下さい。

洗浄力が強いシャンプーの脅威

では、これらの成分がどれくらい洗浄力が強いのか?

ズバリ『洗剤』くらいです。

そう、洗濯で使ったり食器を洗う洗剤です。

毎晩洗剤で髪の毛や頭皮を洗ってると考えたら、、、恐いですね。。

(実際に、ラウレス硫酸配合のシャンプーで食器や便器がキレイに洗えたりするらしい。。)

ベタつきが気になる頭皮の皮脂なども、必要以上に除きすぎると、体が「もっと脂を出さな!」となり、かえって皮脂分泌が過剰になったりします。悪循環ですね。

ちなみにですが、僕もこのブログを書くにあたり有名な市販シャンプーのいくつかの成分表を調べてみました。

すると、、、まぁ、あるわあるわ。笑

(製品名の明言は避けますが)

確実にこれらのシャンプーは洗浄力が高すぎるので、何かしら補うコーティング系のものが入っているということになります。

髪や頭皮のトラブルの原因に十分になり得ることが分かりますね。

美容室で売られているシャンプーは安心

ちなみに、美容室専売品のシャンプーは地肌に優しい『アミノ酸シャンプー』(髪や皮膚を構成するのがアミノ酸)が多いので安全です。

(その代わり、高価になってしまいますが^^;)

その『アミノ酸シャンプー』であることが分かりやすい成分の一部をお伝えすると…

      ・ラウロイル◯◯
      ・ココイル◯◯
      ・ヤシ油脂肪酸

といった成分です。

これらがシャンプーの成分表の上位に記載されていれば、アミノ酸シャンプーです。

注)市販シャンプーの謳い文句で『アミノ酸“配合”シャンプー』というのにもお気をつけ下さい。

少量のアミノ酸を入れてるだけで、主成分はラウレス硫酸◯◯って事もあるようです。

まぁ簡単な話が、安いのには理由があり、高いのにも理由がある。

そういうことですね。

(元も子もないですが笑)

まとめ

…という訳で、今回のテーマである『ノンシリコンシャンプーは本当に良いのか』に対するまとめ。

「ノンシリコン」ではなく
『ノン○○硫酸シャンプー』を選ぼう!

ですね(^^)

髪の毛や頭皮を本気で良くしたいとお考えの方は、まず『普段使いのシャンプー』の見直しから始めましょう!

サロンでトリートメントメニューをしても、普段使いのシャンプーによっては傷みが出やすいかもしれません。

一時の集中ケアより、毎日のケアの方がはるかに大事です。

(筋トレやダイエット目的で、トレーニングジムに1回通ったところで劇的な変化はないのと同じです。)

それを踏まえた上で、僕たちもお客様のライフスタイルや予算に応じてアドバイスしていきたいと思います。

できる限りお客様の要望に合うものと出会うお手伝いができれば幸いです。

少しでも参考になることを祈っておりますm(_ _)m

P.S.僕も全ての市販シャンプーを調べた訳ではありませんので、当然市販シャンプー全てを否定してる訳ではありません。

が、基本的にはあまりオススメできないものが多い印象です。

ご自分に合うシャンプーと上手く出会って下さいね(^^)

※ちなみにメデュラという世界に1つだけ「あなた専用処方シャンプー」もオススメです↓

【メデュラ】初回2000円offクーポンの買い方!人気シャンプー徹底解説

合わせてご参考下さい。

イッチー
よいヘアーライフを!

ではでは!


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